メンテナンスについて
2017年4月1日に施行された改正FIT法では、一部を除きすべての太陽光発電所は、「保守点検・維持管理」が発電事業者の義務となりました。
太陽光発電設備を購入予定の人だけでなく、現在稼働している太陽光発電設備を持たれている方にも設備の保守点検管理が適用されます。
全国新エネルギー次世代設備施工協会では、太陽光発電システムを構成する「太陽電池モジュール」「パワーコンディショナ」「接続箱、開閉器」「取付架台」及び標準施工工事
に関わる事項について、定期点検を行うことにより発電システムを設置されたお客様が長期に亘り、より安心して使用することが出来る事を目指したサポートサービスです。
点検は、4年毎に1回以上電気的項目及び施工状態等、機械的項目について行います。
メンテナンス
■洗浄機を用いたモジュール表面洗浄
お客様宅へお伺いし、屋上にてモジュール洗浄を行います。
特殊開発の専用機器を使い、お客様の大切な太陽電池を洗浄します。
通常の雨では流れにくい鳥のフンや油っぽい汚れなどを洗い、発電効率の低下になる負担を軽減し、お客様自身の心配要素も取り除きます。
土ぼこりが積もったソーラーパネル
ソーラーパネルの水洗い例
表面の汚れ、破損のチェック
■架台・配線点検、各種機器点検
屋根上のモジュールや架台の取り付け状況、接続箱の内部チェックや配線固定状況等を目視でチェックします。
架台の破損・ 腐食・サビといった現象の発生、基礎のひずみ、ボルト及びナットの緩みが無いかチェック致します。
あわせてモジュール裏面の確認、外部配線・アース線の破損、接続ケーブルのたるみ、防水処理等も一緒に確認致します。
パワーコンディショナなど普段お客様が見ることが少ない箇所でも、定期的に点検することは非常に重要です。
接続ケーブルのたるみチェック
モジュール裏面のチェック
ローバルスプレでの補修
専用工具による増し締め
たるみ等の補修
被服の傷の例
■サーモグラフィチェック
サーモグラフィを使用し、モジュール表面に熱異常がないかチェック致します。
太陽光発電の発電量が低い場合、その原因がパネルの不具合で発電量が弱いのか?これを調べ得るのにこの点検が必要となります。